【英語教育の重要性】子供の将来が心配!親が子供にしてあげられること(英語と年収には相関あり)

英語学習のヒント

・子供が英会話を習う理由って何だろう…

・日本で暮らすなら英語はいらないのでは?

・話せるに越したことはないけど、英語学習の目的が分からなくなってきた…

本日は、このような疑問に触れたいと思います。

どんな理由であっても、親が子供の幸せを願う気持ちは同じ。

子供に英会話を学習させる目的は人によって様々

・多様な文化に触れ合い、多様性・感受性を育んでほしい!
受験で有利になってほしい!
海外旅行を楽しんでほしい!

今回は、少し別の視点から英語の重要性についてご紹介したいと思います。

この記事で分かること

子供が英会話学習を行う目的について、「日本のネガティブな将来」という点から英語の大切さについて理解することができます。

子供達の世代はハードモード

2017年、政府は個人年金税制優遇制度である iDecoの制度改正をしました。

年金だけでは老後資金はカバーできないから、足りない分は自分たちで解決してね!ということです。

日本の社会はここ数十年で大きく変わりました。

  • 年金問題
  • 成長しない国内経済
  • 終身雇用体系の崩壊

上がらない給与、増税による可処分所得の減少…。親世代でも厳しい時代です。

子供達の世代はさらに深刻な問題になっていくことが予想されます

問題の根本は日本の人口減少

問題の根本は日本の人口減少です。

総務省の資料によれば、日本の人口は2004年がピークで1億2700万人でした。

しかしこれから人口は減少していく一方です。

日本の人口は年々減少

・2030年には1億1500万人
・2050年には9500万人まで減少見込み

出典:総務省:我が国における総人口の長期的推移

人口減少は次の問題を引き起こします。

日本の人口減少が引き起こす問題

社会保険料負担が増える
② 日本企業や国内経済が成長せず、給料も上がらない

問題①:働き手が減ることで現役世代の社会保険料負担が増える

日本の人口減少に伴い少子高齢化が進んでいます。

総務省の資料では、2050年には2005年と比べて高齢者の割合が倍近くまで増加すると見込まれています。

高齢人口割合は50年で2倍に

2005年…労働人口は全体の66%、高齢人口は全体の20%
2050年…労働人口は全体の52%、高齢人口は全体の40%

少子高齢化の問題①

現役世代が高齢者を支える社会保険の負担が重くなります

問題②:経済成長せず給与が上がらない

日本の人口が減ると国内の経済活動が成長しません。

企業は消費者に購入してもらうために商品価格を下げることになります。

でも、安く買えるならいいじゃない…?

そんなことはありません。

少子高齢化の問題②

企業の利益が上がらず、従業員の給料も上がりません。

デフレへのスパイラルとなっていきます。

世帯年収1,400万円以下は低所得層⁉

一方、米国では人口も増えしっかりと経済成長しています。

2019年、アメリカの都市開発省がカリフォルニア州の世帯所得1400万円以下の世帯を低所得層に分類しました。

優秀な人材と有名企業がカリフォルニア州に流入し、高額な待遇を支払った結果、物価が上昇したためです。

カリフォルニア州は極端な事例ですが、給料も上昇して物価も上昇する。
これが経済にとって望ましいシナリオです。

こちらについては中田あっちゃんがYoutubeでも取り上げています。
とても楽しく、分かりやすい内容でしたよ!

海外に買われる日本

物価が上がらず給料も上がらない日本に対し、経済成長と共に給料も上昇していく海外。

例えば日本のサラリーマンの給料は買い叩かれており、海外と比べても安いのです。

2021年9月18日のヤフーニュースに、コロナ禍にも関わらず、米国では理系新卒の初任給が700-900万円と過去最高水準に達したという記事が流れました。

好待遇で人材を引き抜く海外企業

既に外資系企業が好待遇で日本の技術者を引き抜き、優秀な日本の人材を獲得しています。

親が子供にできる事の一つが英語

長期的なトレンドとして、人口減少により税負担が増えるにも関わらず、日本の経済成長への期待が低く、給与も上がりにくい状態となっているのはこれまで記載した通りです。

日本の人口が減少している中、この状況は避けられそうにありません。

その状況を受け入れつつ、子供に対して何ができるのか。

その一つが英語です。

年収と英語力には相関がある

年収と英語力は相関するというデータがあります。

転職支援のエン・ワールドによると、年収1,000万以上を稼ぐ方は全体の5%にすぎないとのこと。

しかし、英語レベルが上級(電話対応や会議が可能なレベル)の人の中で見れば、60%の方が年収1,000万円以上となっているのです。(1,928名を対象。英語を母国語とする人を除く)

給与面だけを見ても、英語ができることは日本の将来のマイナスの影響を薄めることができます。

英語はマイナス影響をやわらげることができる

・場所に縛られず海外で働ける可能性
・日本に住みながらも、例えば外資系企業で働き、年齢に縛られず専門的スキルに見合う報酬を得られる可能性

このような選択肢を取れる前提として、英語力は必要です。

私自身10年程外資系企業で働いてきました。

年齢に関係なくその人のスキルに見合った報酬が出るのが特徴です。

オンライン英会話で十分

英語の習い事は高いし、週に1回だったりグループレッスンだったり…。
そんなので効果はあるの?

おすすめはオンライン英会話

オンライン英会話であれば移動時間も不要です。
毎日コーヒー1杯の料金で30分程度のマンツーマンレッスンが受けられます。

我が家は子供と一緒にオンライン英会話のネイティブキャンプを受けています。

ネイティブキャンプについてはこちらの記事でご紹介していますので、参考にしてみてくださいね。

まとめ

いかがでしたか?
最後に本日の内容をまとめたいと思います。

まず、人口減少を背景として、日本では以下の問題があることをご紹介しました。

日本の人口減少が引き起こす問題

社会保険料負担が増える
② 日本企業や国内経済が成長せず、給料が上がらない

上がらない給料に対して税金だけが増えていく。 これらのネガティブなトレンドが今後も続くことが予想されます。

既に海外企業は安く買い叩かれている優秀な人材を好待遇で引き抜いています。

子供が海外・あるいは外資系企業に見られる好条件で働けるスキルがあれば、生活面での心配はなくなるかもしれません。

英語力はその条件を満たす最低限のスキルセットなのです。

参考になれば幸いです!

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